ジャズを始めようと思ったきっかけ

こう見えてもジャズピアノを弾いてますが、スムーズにクラシックピアノからジャズピアノへ転身は出来ませんでした。
なんとかやっとジャズの方へ行けた・・・と言う感じです。

高校生の頃、バンドをやっていて 正直 メンバー間の人間関係とかノリがついていけないことが多かった私。
でもバンドを組まないとバンド演奏ができないジレンマ。
そんな私にジャズセッションは とっても魅力的に感じました。

バンド組まなくても その場で疑似バンドみたいに演奏できる!
セッション考えた人、天才~!

何となく格好いいし(大人な感じするし)・・・と言う安易な気持ちで始めました。
なのでちっとも上手くなりませんでした。

長い間、出口の見えない暗いトンネルをさまよっているような感覚でした。
何度も辞めたいと思ったのに “なぜ辞めなかったのか?” 今でも不思議です。
暗いトンネルは抜けたけれど

意外と短いトンネルの中をさまよっていた。

と、言うことが分かりました。
今は景色は見えているけれど「先はまだ長いなぁ」と思って進んでいる感じです。

いつの間にかジャズを習い始めて10年経っていました。
挫折しながらも続けて良かったと今やっと思えるようになりました。
結局、音楽仲間に助けられてここまで来たんだと思う。

30代になってから検査をうけて分かったのですが、私は軽い複視があるようです。
「目が2つあるのだから物が 2重に見えるのは当たり前」
と、思っていましたが違うようでした・・・
子供の頃からの持病が原因だったので恐らく複視も子供の頃からだったと思いますが、クラシックの譜面を読むのは辛かったー!
そんな事もあって
コード譜で弾きたかった
 
ジャズはバンド組まなくても良い(らしい)
 
ジャズにしよう。

こんな理由だったので、人よりも上達はかなり遅かったです。
ジャズが好きで好きで・・・と言う人にはかなわないです。
でも今はバンドも組んでいますし、楽しんで演奏しています。
何かのきっかけで好きになって行ったんだろうなぁ。

いつも頭を下げていた記憶があるのですが、振り返ったら沢山の出会いがあって(もちろん別れもありますが)音楽仲間に助けられていたんだなと思います。

きっとこれからも続けていくと思います。