演奏者が最初に悩む「あるあるネタ」で
どうしたら緊張せずに演奏できるんだろう?
が、あると思います。
子供の頃は そこまで緊張した記憶がないのに大人になって人前で演奏する時に緊張で練習で出来ていたことの半分も出せない・・・あるあるですよね。
私の場合は焦ってテンポが速くなるし、ウサギのダンスみたいなおかしな感じになるので余計に焦って更に余裕がなくなる負のループに陥ってしまうことがあります。
なかなか抜け出せないアリ地獄状態。
ある時、好きな演奏をするピアニストさんのライブに行って終わってから相談したことがあるのですが、この時の話が最も印象に残っています。
緊張するって事はさぁ、、、間違ったりして周りから「下手クソって思われたらどうしよう!」とか周りからの評価が気になってるってことだよね。
それって演奏とは関係ないよね?
周りは演奏を聴いてるわけで アナタの評価なんてどうでもいいよね。
評価を気にして うまく演奏ができないなんて本末転倒じゃない?
何だか妙に納得しました・・・
いや、だから緊張がなくなるわではないけれど 緊張するメカニズムを知っていれば自分が緊張してると感じた時
今、自分の評価を気にしてるんだな。
と、冷静に自分を見ることが出来ます。
だいたい初めてのお店や初めての人と演奏する時。 ここで評価が低いと次に影響すると思っている時に緊張しませんか?
間違ったら周りに迷惑かけると思い込んでいる時とか。
先日 あるプロ格闘家が子供たちに1日講師をしていて最後に子供たちが色々質問している動画を観ました。
・どうやったら試合で緊張せずに戦えますか?
・相手が怖い時はどうすれば良いですか?
・どうやったら強くなれますか?
音楽に限らず、年齢も関係なく、みんな同じように悩んでいるんだなと思いました。
そのプロ格闘家は1つ1つ答えた後に
「そうやって疑問を持って考えることが大事なんだよ」
と、言っていました。